Poem


儚火


闇夜に咲く 火の花
僕らは 花火のようだ

集い 賑わい
そして 散りゆく仲間

いつか消える 自身の炎
その日が来る 怖さをごまかし続け
僕らは昇り歩んでいく

ならばせめて
僕は輝き続けよう

空を覆う雲を取り払い
星の光が地上に届くように

一度きりの 炎だから