Poem


光を迎えるまで


一日を告げる太陽が
地上を黄金色に染め上げるまで

闇の寒さを 儚い妄想で誤魔化し
叶わない夢を描いて 生気を養う

明けない夜は無いのかもしれない
でも それまで生き延びる僕はいるのだろうか

闇夜の星々が僕を嘲笑い 見下す
凍える身体を自ら抱きしめながら
今日も星一つ一つを睨み続ける

光を迎えるまで