Poem


砕けた硝子


雪景色のような白い肌も
日に当てられれば 焼き焦がれ
溶け消えてしまうと錯覚して

朝明けのように澄んだ声も
悲しめば枯れ果て
散り消えてしまうと誤解して

抱きしめれば ほら
君はきっと 折れてしまうから

今日も 明日も 明後日も
何年も 何十年も先で
僕は君の幸せを願うばかり