Poem


寝台


もがいた日々の証がほしくて
何度も 叶わぬ夢を抱きしめた

視界に君が映った時
どんな顔をして
どんな目をして
どんな想いで
この心は軋んで崩れたのか

今はもう 知る術はないけれど

永遠に届かない
あの寝台に手を伸ばし続けている

砕けたものを 一つ一つ重ねて
あの寝台に届くように
今の自分が倒れないように