Poem


失恋


辺り一面橙色
弱々しい君の声が響き渡った勉強空間
聞きたく無かった親友への恋コトノハ

翌日から君達は必死に
何事も無かったように
僕に接し隠し続ける日々

隠されてることよりも
気を使われる方が悲しくて
僕は他人と成り行きで
付き合い続けることを選んだんだ

僕等の関係は戻らない

君達の関係を
認めているフリして
僕はずっと逃げ続ける

この気持ちはいつか消えてくれるの

君達の笑顔を見るたび
僕の心の曇りはまた増える

タスケテ
僕は強くない

巡る季節の中で
僕は声をあげて
泣くことも出来ない

タスケテ
恋なんていらない

大声で泣ける
勇気がほしいだけなんだ