Poem


天と地の狭間


天は衣を翻し
明るいはずの空は漆黒の闇と化す
太陽の代わりに月が輝いていた

大地は手足を振り回し
裂け目より湧き出た水で海と化す
草木の代わりに魚が泳いでた

誰かが言う
お前は元々夜にいて 大地ではなく海にいるのだ

何が幻想で何が現実か分からない世界