Poem


月が代わりに


寝静まった夜の中
月明かりで部屋と僕が照らされる
まるで月が僕を見ているよう

雲は流れ 月を隠し暗闇に
窓に雫の道が次々と残していく
さっきまであんなに綺麗な光はどこへいったの

雫の道を数えよう
僕の代わりに月が泣いてくれているから

寂しくない夜は過ぎていく
明日が必ずあるから